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※このサイトは佐川急便仕分け作業がどんな仕事か知りたい方のために、実際に働いた経験を公開するものです。
一個人の感想で、佐川急便とは全く関係ありません。

現在、インターネットの普及で情報は瞬時に世界中を駆け巡りますが、現実に存在する「物」は、人の手を借りて時間をかけて届けられます。実際に物流の仕事にかかわってみるとそのことが強く実感できます。佐川急便のセールスドライバー達は20−30代の若い世代が中心です。毎日走り回っています。指定された日、時間内に「物」を届けるために必死で動き回っています。仕分け作業は最終的に「物」が届けられるためのプロセスの一段階です。今まで何気なく受け取っていた宅配の小荷物にも、この仕分け作業を経験すると感慨深いものを感じられると思いますよ。

◆◆◆佐川急便仕分け作業の仕事◆◆◆

がしかし・・・
初日かなりキツイ仕事という前評判が頭にこびりついている状態で不安を抱きながら出社しました。
荷物を仕分ける仕事なんて簡単なことじゃないか・・・と自分自身に言い聞かせてはじめた仕事ですが、実際はじめてみるとそのハードさは半端なものじゃありませんでした。
荷物量の少ない時は確かに余裕を持ってできますが、荷物量の多い時にはまさに戦場にいるような忙しさで、体が休まる時がありません。休憩時間以外は体全体が動きっぱなし状態になります。

真冬でも汗が出ました。吐く息が白く見える真冬でも、半袖Tシャツ1枚で動きまわっている人もいました。タンクトップの人もいました！マジです！じっとしていても汗をかく夏場などは玉のような汗がからだじゅうから湧き出て上も下もびっしょりと汗まみれになります。ベルトやパンツ、ポケットに入れている財布まで汗まみれになります。水分の補給と塩の補給が必要になるまさに肉体労働です。

年齢・学歴・前職・性別は、一切関係なし
いかに｢迅速に動き続ける｣かが最大のポイント
非常に分かりやすい仕事です。
動き回ってナンボの仕事です。

仕事内容は単純明快ですが
体が勝負の世界です。

人間機械と化して動くことができれば理想的です。

◆◆◆佐川急便仕分け作業の仕事◆◆◆

しかし、このようなハードな仕分け作業でも
何の苦もなくこなしている超人的な人がいます。
私の個人的感想では超ハードでも、その人たちにとっては普通の仕事かもしれません。
体力に自身のある方は実際にこの仕事を始めてみると、私の説明がオーバーだと感じるかもしれませんが、少なくとも佐川急便の仕分けが「相当キツイ仕事」であることは実感していただけると思います。
ちなみに、現在現場でバリバリ働いているベテラン勢に
デブ（肥満の人）は一人もいません！
あきらかに相撲取り体形の方は、はっきり言って続かないと思います。
おそらく初日で逃げたくなるでしょうw

◆◆◆佐川急便仕分け作業の仕事◆◆◆

年齢による体力差（疲労回復力）を考慮することも重要です。
20才代と40・50才代では明らかな差異があります。
他の職域で積んできた経験などまったく役に立ちません。
いかに早く正確に荷物を引いて所定の場所に積んでいけるかの勝負です。
高齢者は無理をしなければ若い人には完全に負けます。
この佐川急便の仕事を始めるにあたっては、単発的な腕力に自信がある人でもそれを長時間継続することを考慮する必要があります。腕力に加えて前後左右に動き回り続ける脚力も必要です。
対人関係力、交渉力、マネジメント力・・・その他一般の仕事で必要とされる能力などは全く必要ありません。
動き続けることが最大のアピールポイントです。
生半可な気持ちでこの仕事を考えてはいけません。
超ハードです。
道路工事などの土方の仕事のほうが楽勝です。（実際に経験した私の偽らざる感想です）
とにかく腹が減りまくり、食費のウェイトがアップします。
この仕事に向いている人は、
罵詈雑言、何を言われても気にしない図太い神経の持ち主で、ひたすら自らの肉体を酷使し動き回ることを厭わない人です。
ちょっと小言を言われたぐらいで落ち込む人は向いていません。
動いてナンボの仕事です。
迅速に正確に荷物を引き倒すことのできる人が一番評価されます。
一般の仕事の評価基準とは全く異なる世界なのです。
生半可な気持ちではじめると痛い目にあいます。
次の仕事を探す為の、つなぎの仕事として入ってくる人も多いですが、十分気持ちを整えて臨むべきです。
年商８，０００億円以上の超巨大企業、佐川急便のパワーの源泉を否が応でも意識することができます。
私の個人的感想では、世の中にこれほどキツイ仕事はないんじゃないかということです。
んなこたあないとおっしゃる経験者もいらっしゃるでしょうが、私にはマックスなキツイ仕事でした。